再生可能エネルギー

星野社長に学ぶ。生活に重要な風力発電の役割

最終更新日 2024年4月22日 by modemee

日本人が生活する上で、電気は大変貴重なものとなっています。
かつては、火力による発電が中心でした。
火の力で電気を発電することができるため、比較的簡単な方法で発言できることから全国にこの発電方法が広まりました。
もちろん個人で発電することはできませんが、ライト1つをつけるぐらいならば自転車を漕げば発電できるほどです。
火力の次に重要になったのは水力と言えるかもしれません。
この発電に関しては、実は大正時代から使われています。
ちなみに火力は明治時代に作られその後ずっと現在でも続いている方法の1つです。
ちょうど大正時代ぐらいに、火の力から水の力に変わったと考えておけば間違いありません。
戦後になると、様々な自然発電がミックスされました。
石油やLNGによる発電が行われており、都会にたくさんの人が住んでも電力が不足する事はなくなったわけです。

日本ではおよそ6%ほどが原子力に頼っている

さらにその後、原子力による発電も行われるようになりました。
原子力の魅力は、やはり大規模な施設を作らなくても比較的簡単に電力を作ることができることでしょう。
日本では、およそ6%ほどが原子力に頼っているといっても言い過ぎではありません。
ただ原子力発電については、諸刃の剣となっておりそこまでお金をかけなくても大きな力が発生する反面、福島第一原発のような問題が起こるケースも考えられるわけです。
日本ではそこまで大きな問題にはなっていませんが、チェルノブイリのようになってしまうと二度とそこの地域に人間が住めなくなってしまいます。
それ故、現在は原子力を使いながらもそれ以外の発電方法に力を入れなければならなくなったといっても言い過ぎではありません。
ちなみに現在最も盛んに行われているのは、LNGによる発電になります。
これは全体の37%を占めており、ほとんどこの力に頼るといっても言い過ぎではない位です。
ただ天然ガスである以上は、いつまでもあるわけではなくやはり最終的には自然の力つまり水力や火力あるいは風力に頼っていかなければならない部分が出てきています。

風力発電に関しては全く危険性がない

風力発電に関しては、風の力を利用して電気を作るため全く危険性がありません。
電気を起こす過程においては全く危険性はありませんが、大きな風が吹いたとき風車が倒れるなどの危険性があるため、都会ではまず見かける事はないです。
実際に見かけることがあるのは、山間部や海の近くになります。
わざわざ山間部に設置する理由は、仮に倒壊したとしてもリスクが少ないことや多くの風が吹くからです。
特に海からの風が非常に強く、たくさんの電気を生み出すと言っても過言ではありません。

風力発電のメリットとデメリット

安全性が高い

この発電方法にはメリットとデメリットがあり、メリットの1つは安全性が高いことでしょう。
原子力発電のように、その発電に失敗したとしてもそれほど問題はなく風車を修理すれば元通りに戻ります。

資源が尽きることがない

また、ガスなどとは異なり、資源が尽きることがないわけです。
地球上で風が吹かない事は想定し難いことであり、風が吹けば聞くほど多くの発電を得られると言う意味において魅力的な方法といえます。
また見た目も美しく、写真映えするといったおまけもついてきます。

そこまで発電ができない

その一方で、デメリットも存在することを頭に入れておきましょう。
デメリットの1つは、そこまで発電ができないことです。
最近は、太陽光発電などがよく使われていますが、太陽光発電よりもポテンシャルを発揮しにくいのが風力発電の特徴です。
太陽光発電の場合は、晴れているときは活動できて曇っているときは雨が降っているときはあまり発電することができません。

風が吹いていないとほとんど発電できない

これはこれで欠点があるわけですが風力の場合はさらに欠点があり、風が吹いていないとほとんど発電できない状態です。
当然、多少風が吹いていてもそこまで大量に電気が発生できず現在は場所的な要因から設置があまり進んでいないのが現状です。
太陽光の場合、屋根の上に設置することができるだけでなく、山間部の空いている土地を利用してパネルさえ置いておけばとりあえずは発電できる仕組みが整います。
しかし風力の場合は、家の屋根になるを設置することもできず、民家の多い所には設置できません。
山の上に設置するといっても、かなりのお金がかかってしまうため、元を取るのが非常に大変な事業の1つです。

少しずつ海の上に設置されてきている

ただ今後、活躍する可能性はあると言えるでしょう。
なぜなら、海の上が空いているからです。
現在でも、少しずつ海の上に設置されてきています。
景観が損なわれない程度に設置しているため、場所は決まってきますが、これが無人島などに設置されれば面白い現象が起こるかもしれません。

まとめ

風の強い無人島にたくさんを設置すれば、勝手に電力が増えるだけでなくそれに加えて危険性なども少ないといえます。
仮にそれが倒壊したとしても、民家が存在しないためあるいは人がいないため大きな被害にはなりにくいです。
このように、実は風力発電も将来に対して大きな課題を残すと同時に大きな期待がされている部分もあると言えるかもしれません。

 

参考ブログ
ken’s blog-星野敦氏が代表を務めるInflux – 楽天ブログ